小郡市三沢の肩こり・腰痛・関節痛の物理療法なら倉岡医院

物理療法とは

物理療法とは、熱・電気・水圧・超音波といった物理的なエネルギーを利用して、体の痛みや筋肉の緊張を和らげて血行を改善する治療アプローチのこと。運動療法を支える重要な脇役と位置づけられます。

筋肉のコリをほぐしたり、痛みを軽減したりすることで体が動きやすいコンディションに調整。この状態でストレッチや有酸素運動、筋力トレーニングといった運動療法を行うことで、その効果を最大限に引き出すことが可能になります。

肥満から生じる健康障害の改善を目的としたダイエット外来があり、肥満症やメタボリックシンドローム、生活習慣病などさまざまな患者様に運動療法を提供している当院。消化器内科でありながらリハビリ的な物理療法に力を入れているのは、患者様の不快な症状を緩和し根本的な機能改善を目指しているからなのです。

物理療法とは

物理療法のメリット

  • 痛みの緩和
  • 血行促進と筋肉の弛緩
  • 運動療法の効果を最大化
  • 自然治癒力の促進
  • 心身のリラックス効果

物理療法の種類

物理療法の種類は多岐にわたりますが、大きく分けると以下のような療法があります。

温熱療法

温熱療法は熱エネルギーを利用して体の深部まで温めて血流を豊かにし、固まった筋肉や関節のこわばりを解放する物理療法。主にホットパックや赤外線、超音波などを用います。

電気刺激療法

体に安全な電気信号を送り込み、神経や筋肉に直接作用する手法。筋肉を他動的に収縮させて血行を促したり、弱った筋力を補助したりと多様な目的で用いられます。

牽引療法

首や腰などを持続的な力でゆっくりと引き伸ばすアプローチが牽引療法です。椎間板や神経への物理的な圧迫を和らげ、しびれや痛みの原因に直接働きかけます。

その他の物理療法

寒冷療法 急性の炎症や腫れに対して、患部を冷却することで鎮静化を図ります。
水治療法 温水の浮力や抵抗を利用して、体への負担を軽減しながら運動を行います。
超音波療法 超音波の微細な振動で組織の修復を促します。
光線療法 レーザーや紫外線などを患部に照射することで、痛みの緩和や組織の修復を促進します。

当院の物理療法の機器

ホットマグナー(磁気加振式温熱治療器)

ホットマグナーは、従来のホットパックによる温熱効果に磁気と振動による心地よい刺激が加わることで治療効果を高める温熱治療器。パック内部の磁石と振動子によって生み出される、心地よい温かさ、体の深部まで届く磁力、リズミカルな振動が特徴です。
温熱・磁気・振動。この3つの相乗効果により血行を大幅に促進し、手技では届きにくい深層部の筋肉や硬くなった関節のこわばりを効率的にほぐします。

ウォーターベット

ウォーターベッドはその名の通り、水の力を利用した全身マッサージ機器。ベッドの内部に満たされた温水がノズルから噴射される水流(ウォータージェット)となり、体全体を心地よくほぐします。
利用者は衣服を着たままシートの上に横になるだけ。水に濡れる心配はありません。独特の浮遊感に包まれながら水流が全身の筋肉の緊張を和らげてくれるので、心身ともに深いリラクゼーション効果が得られるのが大きな特徴。肩こりや腰痛といった筋肉の疲労回復はもちろん、ストレス解消、運動後のクールダウンなど幅広い目的で用いられています。

低周波治療(SSP療法)

SSP療法は低周波治療の一種。Silver Spike Pointと呼ばれる特殊な金属電極を痛みのある場所やツボに置き、ごく微弱な電気を流して局所的に刺激します。
「刺さない鍼」という発想から開発された治療法で、痛みに対する不安感が少なく心地よい刺激で安全に治療を受けられるのが大きな特徴。比較的簡単に施術でき、鎮痛・血行促進・消炎効果などをもたらします。